2014年7月17日
2014年6月29日から30日にかけて、ウブルハンガイ県ハラホリンにある第18郡間裁判所に出張して現地の調停の状況についてモニタリング調査を行いました。 ハラホリンはかつてのモンゴル帝国の首都カラコルム。ウランバートルから西へ約230キロメートルの距離にある古都です。オルホン川が町のすぐそばを流れています。オルホン側両岸の渓谷はユネスコ世界遺産です。ここでは、エルデニ・ゾーというモンゴル最古といわれる寺院が有名で豪華な伽藍や多数のストゥーパがみられます。 ハラホリンの郡間裁判所は8つの郡を管轄しており、管内人口はハラホリンだけで約13000人。その他の郡も合わせると約20000人弱になるとのことです。自然豊かな土地だけに木材の違法伐採が問題になっているとのことでした。 この地では調停人の資格を持った人が1人だけであり、継続的に調停人を養成する必要があります。離婚事件が少なく金銭の貸し借りに関する事件が多いとのことです。 裁判所は、定期的に辺境の郡部を巡回して裁判を行っているとのことであり、地方を巡回して調停を行うことも可能であるように思われました。
裁判所
調停人
聞き取りの様子
出典:JICA調停制度強化プロジェクトフェーズ2「プロジェクトニュース」2014年7月17日