2015年6月15日
2015年6月9日〜14日にかけて、ホブド県の県庁所在地であるホブドと中華人民共和国新疆ウイグル自治区との国境の町である同県ブルガンに出張し、調停の実施状況のモニタリングと調停人養成研修を行いました。
私は、2013年からモンゴル全国の裁判所に出張してきましたが、今回のブルガン裁判所で、モンゴル国内すべての裁判所の訪問を達成しました(最高裁1、控訴審19、一審80の合計100。同一場所に複数の裁判所が重複している場合もある)。
今回の主な活動内容は次のとおりです。
実施日時:6月9日午後5時00分〜6時00分
場所:県庁舎
参加人数:58人
マスコミ:エコーTV(TV9系列局)の取材・専門家らのインタビュー(全国ニュースで放映)
会場から次のような質問があった
・(男性)2015年11月、貸金の調停を申し立て、アリマー調停人によって解決した。一番の調停のメリットは、当事者の関係がポジティブに解決されることだと思います。私は相手方と今でも仲良くやっています。
・(女性)調停人が悪意をもって秘密を漏らした場合の対応はどうなりますか?
・調停人が、秘密を話すべき場合、損害を与えるべき場合はありますか(公益通報義務との調整の問題)?
・(男性)調停で呼び出された相手方が来なかった場合の対応として、責任追及制度はありますか?
・(女性)調停室のスタンダードはありますか?
(1)試験
実施日時:6月10日9時〜14時00分
場所:ホブド郡間裁判所
受験者人数:51人
筆記試験合格人数:41人
最終合格者人数:22人
(2)調停人養成研修(6月10日午後および6月11日終日)
場所:ホブド郡間裁判所
受講者数:22人
資格授与数:22人
実施日時:6月11日9時00分〜10時30分、裁判所
(1)渉外担当エンフジヤルガル教授と面談
・「調停」標準テキストを寄贈
・新学期からの調停授業導入を依頼
・同大学は1979年創立の国立大。西モンゴル唯一の総合大学として、西モンゴル5県(ホブド、ザブハン、オブス、バヤンウルギー、ゴビアルタイ)を中心に、約1800名の学生数。日本人講師や日本人学生もいる。
実施日時:6月12日16時30分〜17時20分
場所:郡集会所
参加人数:85人
実施日時:6月12日17時30分〜18時35分、裁判所
市民セミナーの様子(ホブド)
調停室の様子(ホブド)
裁判所(ブルガン)
中国との国境
出典:JICA調停制度強化プロジェクトフェーズ2「プロジェクトニュース」2015年6月15日
